日本は世界各国のなかでも、モノ作り大国として高い評価を得ています。家電から自動車、さらにはパソコンや携帯電話といった精密機器を生産する各社メーカーが多く、その大半を自国内の工場で1から作り上げてきました。また新しい付加価値を持たせるのも得意であり、携帯電話に至ってはインターネットやショートメッセージが使える機能も盛り込んだ独自の進化を遂げたほどです。昨今では自動車の自動運転化を実現する車両も発表されました。

この車両の実用化は2025年までに運輸省が明言をしており、新しい工業用品を取り込んで安全面を高めることも目指しています。その工業用品というのが、オリジナルソケットです。ここでは簡単に、オリジナルソケットの概要を見ていくことにしましょう。一般的にはICソケットと言う名前で知られているものです。

約10センチメートル程度の集積回路となっており、独自に組み込んだプログラムで対象機器を駆動させることができます。オリジナルソケットは当初、オートメーション化を実施している生産工場で使用されていました。産業ロボットの制御を担うものであり、それぞれが担当する作業の動きを盛り込んでいたものです。この応用となるのが、自動車の自動運転というわけです。

走行距離からブレーキの制御、さらには人物やモノを避けるセンサーも搭載しており、これから新発売される自動車には標準搭載をなさえていくことが明らかとなっているパーツです。