ICソケットは初心者に最適なツール

ICを取り付けたとき、逆向きに半田付けをしてしまったなどの経験を持つ人は意外と多いのではないでしょうか。これはICに限ったことではありませんが、電子部品の中には極性や端子番号が決まっているものがあり、それを意識せずに取り付けると半田を取り除いて付け替えるなどの工数が必要になります。電解コンデンサなどのような電子部品の場合は、リード線はプラスとマイナスの2つだけなので取り外しと再取り付けの工数はそれほど多くはないけれども、ICなどの半導体は端子の数が8ピン以上で、ピン数が多いものを逆向きに取り付けると半田を取り除くのも大変ですし、プリント基板のアートワーク部分が剝がれることもありますし長い時間半田ごてを当てていると熱による破壊が起きてしまう、使い物にならなくなることもあります。ICソケットは、逆向きに半田付けするなどのリスクを回避できる電子部品で、電子工作が初めてのときなどICソケットを使うことをおすすめします。

もちろん、ICソケットを使っても逆向きに挿入する可能性はゼロではないので、取り付けた後は必ず正しい方向や極性が合っているのか目視での確認を行ってから通電するようにしましょう。また、ピン数が多いICをICソケットから抜き取るときは、マイナスドライバーなどを使い隙間に先を入れて少し浮かせる、テコの原理で持ち上げるように真っすぐ引き抜きます。あまり無理やりやると端子が曲がってしまうなどのトラブルが起きるので注意します。ICソケットのことならこちら

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